ニューマチック型クッションタイヤの構造について

さて、今回はニューマチック型クッションタイヤの構造についてのお話になります。ざっくりと中身は空気じゃなくてゴムが詰まっていますよというのは初回でお話しした通りです、さらに詳細についてわかりやすく説明したいと思います。

まず、構造については下図がわかりやすいです。

pneumatic
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いちばん外側のトレッドゴムは空気入りタイヤと変わりありません、一般的な車のタイヤなどと同じ役目です。
トレッドは地面と接触する部分で他の部分を保護する役目や外傷を防いだり、特徴的なトレッドパターンが刻まれていて濡れた地面で水を排出したり、走る止まる際のスリップを防止したりする最もタイヤらしい部分です。

具体的には天然ゴムやSBR、BRなどを配合します、後は補強としてカーボンブラックや架橋目的では硫黄、その他は促進剤や老化防止剤、オイルなどの薬品も入っています、とても複雑でタイヤメーカーさんの特徴が出るところでもあります。

次にサイドゴム、サイドウォールなどと言う、走行する際に最も屈曲の激しい部分になります、タイヤサイズやメーカー名などが表示されている部分です。
意外と一番目立つ部分かもしれません、さらに目立つようにホワイトレタータイヤなどもありますが産業用ではほぼ見かけません。

中心部ゴムはノーパンクタイヤならではの部分であり、詳細について語られることが少ないかもしれません。クッションゴムともいわれております。
基本的にはゴムなのでトレッドゴムやサイドゴムなどと同じなのですが、空気の代わりにクッション性を持たせたいことから柔らかめのゴムを使用することが多いです、スポンジゴムやウレタンなどを中心部ゴム(クッションゴム)として採用していることもあります。

最後はホイル安定用硬質ゴムについて、ベースゴムともいわれます、ホイルとの勘合部分になるのでリム部分で滑ったりしないように精度とビードワイヤの固定がポイントになります。リムとしっかり勘合しておかないと滑ってしまって前に進むことが出来なくなります、ビードワイヤも所定の位置にしっかりと固定されていないと外れたり、抵抗になったりすることになります、とても硬い硬質ゴムが用いられます。

次回はそれぞれの役目についてさらに解説をします。

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